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2022/12/01 16:16

アイデアは、常に朝令暮改してもいいのか


昨日提案したアイデアが、昨日はいいと思ったので「やります!」と力強く宣言したものの、今朝起きて冷静に考えたらやっぱり違ったと思っても、前言撤回できない空気の職場などはあると思います。

デザイン物を入稿する直前に、「いや、やっぱりちょっと直したい!」と思ってしまい、止めたくなってしまうことが仕事上よく起こる人もいるでしょう。

そんなタイミングで直すことは人に迷惑をかけることもあります。

人に迷惑をかけてでもベストなものに直す炉、それとも納期を守るか。

どちらが正しいかは哲学的であるともいえます。

 

新入社員として大企業に入ったとき、1年目に指導係としてついてくださった先輩が、締め切りを過ぎても直すべきところは「やっぱごめん!」とか言って何度でも妥協せずに直す性格でした。

そのことを、スケジュール通りの生産を管理するポジションの人たちに怒られており、「お前はああなるんじゃないぞ」などを言われていました。しかし僕は当時、その先輩を心から尊敬していました。確実に締め切りを守りたい納期潔癖な性格で生きてきた自分には到底できないことだったので、こんな風にモノづくりに全力で向き合いたいと思ったものです。

 

その経験から、バランスをとれるようになりました。たとえどこまでもいいものを追求したくても、締切りを守らないと、仕事としては良くありません。

その上司に出会っていなかったら、僕は、直せるかもしれない直前でも「締め切りだから直せません」と言って機械的にあきらめる仕事人になったかもしれません。

今は、締め切りを超えないギリのギリまで考えるというやり方に行きついています。

 

人間は毎秒毎秒違うことを頭で考えていますよね。

そんな中、1回良いと思ったことを口にしたら、もう変えちゃいけない、などとなると、脳にブレーキがかかるようになり、そのうちいいアイデアを発想することさえできなくなります。

 

自分の心と対話して、最善を尽くして、0.1%でも成功確率を高められるよう最後まで粘りましょう。

 

 

◆この原稿は、ボイスメディアVoicyの音声配信番組、「高橋晋平の11アイデア」を参考に原稿化されたものです。

 

Voicy 高橋晋平の11アイデア: https://voicy.jp/channel/1883

高橋晋平Twitter: https://twitter.com/simpeiidea

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