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2022/07/12 18:15


「ビジネス企画」とは、作ったり仕入れたりする商品を決めて、それをどこでどうやって売るか、どうやってお金が集まるようにするかを考えることです。

 

会社員時代、僕は商品の企画開発担当でした。
今振り返ると、当時は大いなる勘違いをしていました。
自分で企画を考えて、大企業という場所にいて、関わった商品を全国に流通させていたので、「我、創造者なり」みたいな気になっていました。

 

自分は、開発者である以前に消費者でした。それを見失って、「一般消費者たちに喜びを与えるなり」みたいなことをイメージしていたことで、自分すら買わないものを作ってしまったりしていました。

 

大きい会社を辞めてから、いろいろな形で商品開発をしている人に出会いました。
例えば、海外に行って自分の舌でいいワインを見つけて仕入れて、日本で売っている人。
東京でたくさん売っているものを仕入れて、地方を巡業してイベントで売っている人。
そんなふうに商品を仕入れて、欲しい人に適切に届けている人も、商品開発者だということに気が付きました。
自分で作らなくても、すでにこの世には他の仕事人が作った面白いものや価値あるものがたくさんあります。それを自分の力で欲している人に届けることも、商品開発です。

 

友人がやっているビジネスから学んだ、商品開発と売り方のアイディアを2つ紹介します。

 

1つは、中身をシークレットにして売るやり方です。
例えば書籍に黒いカバーをかけて、「これは私が本当に感動して人生を変えた本です」というストーリーをつけて売ります。買って読むまでどんな本かは分かりませんが、一人の本好きがそこまで素晴らしいと言っていることで、「面白いに違いない」と思えるし、そういう気持ちで読むことができるというエンターテインメントが付加されています。

 

もう1つは、お祭りを作ることです。
町でも、インターネット上でも、お祭りが起きていると人はそこでものを買いたくなります。

 

例えば一緒に集まってゲーム大会をして、そのまま販売をしたり。
「今から24時間だけ売ります。みんなで買ってリモートで集まって盛り上がりましょう」みたいなことをSNSでやったり。
考えてみると、いろいろな方法が見つかります。

 

商品開発とは何か、販売とは何かをいろいろなアイディアと共に考えてみましょう。

  

◆この原稿は、ボイスメディアVoicyの音声配信番組、「高橋晋平の11アイデア」を参考に原稿化されたものです。

 

Voicy 高橋晋平の11アイデア:https://voicy.jp/channel/1883

高橋晋平Twitterhttps://twitter.com/simpeiidea

株式会社ウサギHP:https://usagi-in