フジテレビ系列『ノンストップ!』に王様のアイディアを取り上げていただきました!

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2022/07/11 16:27


商品を手がけたクリエイターさんに直撃し、商品に込めた想い、アイディアの原点に迫る「街角クリエイターズ」のコーナー。

 

今回は、「ネコを量産したい」という、猫好きなら共感間違いなし()の思いから「ネコカップ」「コネコカップ」を手掛けたデザイナー・森井ユカさんにお話を伺います。

 

森井さん、本日はよろしくお願いいたします!
それでは早速。
「ネコカップ」「コネコカップ」が生まれた経緯を、改めて詳しく教えてください!


 森井さん「10年ほど前、事務所として何か新規事業を始めようとしたときにメンバーが偶然にも全員猫好きで、猫にまつわる仕事をしよう!と考えたのがことの発端でした。
最初は猫だけのチャンネルとかラジオ局とか、壮大な、夢のようなアイディアが出ていたんですが、まずはできることからやろうということでアイディアを持ち寄ることにしました。
その時に私が考えたのが猫を無尽蔵に量産したい、ということ。量産するためには材料が必要だけど、どこにでもある材料って何?…砂だ!ということで、猫の型に砂を入れて猫の形はどうだろうか、というごくごく単純な考えに至りました。」



粘土で試作したコネコカップの原型


猫を量産したいってかなりパワーワードですよね。プロジェクトメンバーに猫好きが集まったからこそ生まれた商品だったのかも。
ターゲットは猫好きの皆さんですか?

 

森井さん「ターゲットは全人類ですよ。
猫のたたずまいが大好きなので、猫を量産できれば世界が平和になるんじゃないかという考えもありました。真面目にけんかしていても猫がたくさんあったら戦意喪失するんじゃないかな?…とか()

 

猫が世界に平和までもたらしてくれるなんて…。
でも確かに猫は世界共通で愛されている存在なので、ネコカップやコネコカップも全世界で楽しんでもらえそうですよね。

  

森井さん「言葉を使わないコミュニケーションがとれる、という魅力もありますね。
私も試作を作っている段階のときに海外に持って行って砂浜で試していた時があって、そうしたら子供から大人まで、なんだなんだとみんな近寄ってきて、ちょっとやってみる?というコミュニケーションが生まれたりして。
新しいつながりを生む商品が作れたという点でもよかったなぁと思います。」



香港で試作品を試している様子。現地の人々と遊んだんだとか。



ベトナムで試作品を試している様子。顔ありも検討したが、ご自身で却下した、とのこと。

 

実際に商品になって、使ってくださる人々からの言葉で、印象的なものってありますか?


森井さん「言葉もたくさんあるのですが、まずは皆さんが色々な使い方で楽しんでくれていることが嬉しいです。実は当初は砂や雪をつめて遊んだり、オブジェとして飾って美しいもの、という想定だけで作っていたのですが、買ってくださった人の中から食品を入れて楽しむという流れが生まれてきたんです。
プロダクトデザイナーとしてはネコカップが初めての商品だったのですが、やはり商品はユーザーに育てられていくんだなと実感しました。
また、猫を飼いたくても飼えない方からお手紙をいただいたり、旅行に連れて行ったよとか、ペイントをしてみたよとか、作り手の想定外の使い方をしてくれているのが本当にうれしいです。」 

 

今回プロダクトデザインは初めてとのことでしたが、他にはどんなお仕事をされているんですか?

 

森井さん「企業案件として、『ねんDo!』という小麦粘土遊びのセットの道具のデザインと作例制作、パッケージの監修などに20年近く関わってきています。
また、「ポケモンカード公認イラストレーター」として今まで200体ほどのポケモンカードを手掛けてきました。」

 

他にもIKEAやスーパーマーケットに関する本を出されていたり、かなり幅広く活動されていますよね。
今回初めてプロダクトを作るとなった時はどんな心情だったんですか?

  

森井さん「今回のプロダクトデザインに関しては、初めての経験だったので”衝動”しかなかったですね。素材はこうでなくちゃいけないとか、デザインはこうとか方法論が全くなかったので。
ただ、これまでの立体造形のお仕事だったり書籍の出版に関わってきたことだったり、今までのすべての仕事がベースになっていたと思います。
あとは、猫が好きだという情熱ですかね。」

 

そうやって色々なことに挑戦しようと思えるモチベーションって何なんでしょう? 

 

森井さん「完全に借金返済ですね()あと、従業員の給料を払わなきゃ、とか。すみません、狂った回答で()基本的にずっと衝動で仕事をしてきたので後々大変になったりするんですよ
あとは、子供の時に褒められたっていう原体験ですかね。子供の時に「上手にできたね」と言われたことを何十年も覚えていてそれをひたすら仕事としてやっている、という感じだと思います。」

 

確かに、子供の時に褒められた経験っていまだに覚えていたりしますよね。
その経験が知らず知らずのうちに自信になって、衝動や情熱が加わって仕事のモチベーションが生まれているわけですね…。
社会人として私も勉強させて頂いたと同時に、森井さんのユニークでピュアな一面が見られた気がしました!()
きっとユニークなお子さんだったんだろうということは何となく想像できているんですが、森井さんは昔の王様のアイディアを覚えていたりしますか?

  

森井さん「もう完璧に覚えていますよ!
子供の時に歯医者に通っていたのですが、歯医者に行ったら王様のアイディアに寄ってもいいよ、と親に言われていて毎回行くたびにウィンドウにへばりついて商品を眺めていました。もう、商品のディテールまで覚えているほどです()
やっぱり印象深いのはドリンキング・バードで、欲しくてたまらなくてひっくり返って泣いた覚えがあります。あとはシーモンキーというエビみたいな謎生物の飼育キット。どんなものが育つんだとワクワクしてお小遣いを貯めて買ったら、真相を知ってガッカリしたんですよ…。もうトラウマです。
王様のアイディアが復活すると知った時に絶対この話をしたい!と思っていたので、まさかこうやってインタビューしていただけて、自分の商品まで取り扱ってもらえるなんて!と感激です!!」



森井さんが泣いてねだったドリンキング・バード

 

こちらこそ、かつての王様のアイディアにここまで魅了されていた方のお話を伺うことができて光栄です!
そして、やはりかつての王様のアイディアに影響を受けているクリエイターの方は多いんだなと実感しました。

では最後に、今後の商品発売のご予定など、今後の展望を教えてください!

  

森井さん「詳細は言えませんが、夏ごろをめどに動き出す予定でいます。乞うご期待、といったところで…!」


今後も森井さんの、情熱と衝動がつまった商品を楽しみにしております。
森井さん、本日はお時間をいただきありがとうございました!


さて、次回の「街角クリエイターズ」では、どの商品の生みの親にお話を伺えるのでしょうか。
お楽しみにお待ちくださいね。

 

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