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2022/07/06 10:55


 

僕は自分の会社を経営しています。会社名は「株式会社ウサギ」と言います。

動物のウサギですね。

 

この会社を作って8年近く経ちますが、僕はこの会社名を超えるアイディアはまだ出せていないのではないかと思っているくらい秀逸な会社名です。この名前一つににどれだけ仕事面で助けられただろうか、というくらいです。

 

会社名を「ウサギ」にした経緯を紹介します。

うちの会社は総勢2名で、2人とも取締役です。相方と会社を登記するときに、2人で会社名のアイディアを持ち寄りました。

相方が考えてきたリストの1番上に「ウサギ」という案がありました。

それを見た瞬間、これほどセンスいい名前はあるのかと感服し、ほぼ即決しました。

 

どうせ「ウサギ」という人気のある動物の名前の会社なんてたくさんあるだろうと思い、検索してみたところ、ほとんどありませんでした。こんなに幸運なことがあるのかと驚きました。

 

厳密に言うと、初めての会社設立だったので、「ウ」の後に「サギ」があるから詐欺紛いの会社だと思われたらどうしよう、とか、ネガティブシミュレーションもしましたが、かわいい動物だし、愛されるだろうと思って決めました。おもちゃの会社なので、イメージも合っていますし。ウサギは幼稚園ぐらいの小さい子が初めて触れて認知し、可愛いと思う動物です。耳が長くて、絵を書くときも描きやすいですよね。

後付けで「なんで「ウサギ」なんですか?」と言われたら「寂しいと死んじゃうからです」みたいなことを言って笑わせたりもしています。

とにかく、たくさんの人に「かわいい会社名ですね」と言われます。仕事にもいい影響があると思わずにはいられません。多分、この会社名のおかげで怒られにくくなっている、気がします。

 

「ウサギ」というアイディアに出会うまでは、会社名には意味を込めた方がいいのかなと思い、格好いい横文字とかをたくさん考えましたが、思い返すと「Apple」という会社はリンゴだし、日本にも「LION」「麒麟」「クロネコヤマト」……、愛称のような名前はたくさんありますよね。

 

 

ネーミングは、まず案をたくさん出して、その中から自分も言いやすく、相手の印象もよさそうな言葉を選べばいいと思います。

もちろん正解はなく、僕がウサギを選ぶことができた勝因は、相手から見られる印象を意識できたことです。

 

結局は、自分が気に入ることができたらそれが最高なのですが、客観的な視点も持てたら、いい名前をつけられるようになります。

 

 

◆この原稿は、ボイスメディアVoicyの音声配信番組、「高橋晋平の11アイデア」を参考に原稿化されたものです。

 

Voicy 高橋晋平の11アイデア:https://voicy.jp/channel/1883

高橋晋平Twitterhttps://twitter.com/simpeiidea

株式会社ウサギHP:https://usagi-inc.com/