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2022/07/06 10:51


 

僕の人生最大の欲求は、話が上手く、面白くなることです。普段から、打ち合わせやアイディア会議、セミナーや講演などいろいろな場面で話していますが、人生の最終的な目標は漫談師のように面白くなることです。

 

子供の頃は人前で全くしゃべれませんでしたが、大学のときに落語研究部(落研)に入って活動をし、人を笑わせることに取りつかれました。現在もしゃべりを練習したいという目的で、ボイスメディア「Voicy」やいくつかのPodcastで話していますが、特にVoicyのように一人で語る番組で笑いをとることはなかなか難しいです。

 

そんな風に、いろいろな形でしゃべり続けている僕ですが、

多くのしゃべり経験から、話がうまくなる最良の方法は、「自分がしゃべっている音声を聞くこと」だと力説したいです。

 

落研時代に自分の落語の録音を聞きながら練習をし始め、その頃から気づいてはいましたが、しゃべって、聞いて、振り返って、またしゃべる。これを繰り返すと確実に上手くなります。そう言われると、「そりゃそうだ」と思えませんか?

 

初めてPodcastを一人語りでやったときは、全然うまく話せませんでした。誰もいないところでスマホに向かって喋るなんて「どうかしてる」みたいに思っていましたが、結局は、やり続けているとどんどん上手くなっていきました。今では、ごく自然に、録音している端末の向こう側にいる、聞いてくれている人に話しかけるようにしゃべっています。

それで言うと、映像までつけているYouTuberの方は本当にすごいと思います。しかしこれも全部、慣れなんだろうなと思います。僕は今のところ、ときどきやっているYouTubeでは、映像が気になってまだ慣れていませんが、続けていればどんどん慣れて、映像メディアで話すことも上手くなっていくのだろうと思っています。

 

自分のしゃべりを聴くなんて機会は普通に暮らしているとなかなかないだろうし、いざやると最初は自分の声が変に聞こえて恥ずかしいものです。しかし、慣れると録音した自分の声を聴いてもが全く変だと思わなくなります。不思議ですよね。そうなることも、しゃべりに自信を持つことができる一つの要因になります。

 

さらに、自分がしゃべった内容をブログ記事などの文章に起こして、その内容をまたどこかでしゃべる、というように、しゃべることと書くことを順繰りにやっていくと、さらにしゃべりが上達します。

 

また、しゃべりが上手くなりたいけど、どうしても自分のしゃべりを録音して聞いてみるなどには抵抗がある人におすすめしたいことがあります。それは、「たくさん読書をすること」です。

新社会人になった頃に、「iモード」の開発に携わったことなどで有名な松永真理さんのお話を聞く機会がありました。そのとき真理さんが、「しゃべりが上手くなるためには読書をしながら著者と対話すると良い」と仰っていました。その話を聞いた瞬間はピンときませんでしたが今では本当にその通りだと実感しています。読書をしているときに「なるほど」「そんなことを考えてこうなったのか」「え?本当にそうかなあ」などというように、著者や登場人物と会話するようなイメージで読むと、やっぱりしゃべりが上手くなるものです。

声を出さなくてもしゃべりが上手くなる1つのアイディアです。一度、著者と対話しながら読書をすることを試してみてください。

 


 

◆この原稿は、ボイスメディアVoicyの音声配信番組、「高橋晋平の11アイデア」を参考に原稿化されたものです。

 

Voicy 高橋晋平の11アイデア:https://voicy.jp/channel/1883

高橋晋平Twitterhttps://twitter.com/simpeiidea

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