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2022/07/04 13:31

 

 

コロナ禍がなかなか収束せずみんな大変だと思いますが、今のうちに、近い将来人に会いやすくなったときに楽しめる新しい企画を考えることをおすすめします。

 

僕の仕事はおもちゃやゲームなど、遊び系のエンタメを作ることですが、コロナ禍になってからはステイホームやリモートでやるゲームばかり考えていました。しかし、そろそろ来るべきタイミングの準備をしておいた方が良いと考え始めています。多くの人は何度も繰り返される緊急事態宣言や「まん防」などで、出かけたい、人に会いたいなどの欲求が募ってきている状況だからです。

 

突然「みんなで集まって遊ぼうぜ!」みたいなことにはなりませんが、コロナ禍でまず「リモート飲み会」が流行り、その後キャンプ場などの人気が高まったように、遊んでいい範囲を見ながら皆が新しい遊びを発明していく流れが続いていくと思います。子供の頃から、人はみんなそのときの制約条件の中での遊びを考えることができます。時代ごとのベストな「距離感」がブレイクするはずです。

 

考えたら面白い「良いお題」が生まれると、世界中の人の知恵比べが行われ、いいアイディアが生まれます。

 

ちなみに僕は「実際に会って、一言もしゃべらない遊び」というものを考えているところです。会ったらしゃべる、というのが常識でしたが、例えばカフェで人と会って、一言もしゃべらずに見つめ合って、帰ってからリモートで会っていたときに思っていたことを話し合うと、全く新しい感情が生まれると計算しています。「しゃべらないん会」みたいなイベントを企画してみたいです。

 

 

◆高橋晋平さんのほかの記事はこちらで読めます。

 

 

 

◆この原稿は、ボイスメディアVoicyの音声配信番組、「高橋晋平の11アイデア」を参考に原稿化されたものです。

 

Voicy 高橋晋平の11アイデア:https://voicy.jp/channel/1883

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