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2022/07/04 13:30

 

 

今回は、個人的におすすめしている、身の回りの片付けができるアイディアをご紹介します。

 

片付けと言えば、「断捨離」という言葉をよく聞きますよね。

「断」が要らないものを買いたい気持ちを断つ、「捨」が要らないものを捨てる、「離」がいつか使うかもという執着から離れる、ということらしいです。

 

この中で特に難しいのが、「離」、つまり、いつか使うかもしれないから取っておこう、という気持ちを手放すことではないかと思います。

例えば僕の場合、自分が載った過去の雑誌とか、おもちゃの開発サンプルとかを、いつか使うかもしれないと思ってなかなか捨てられません。

 

そこで僕は、断捨離ではなく、「ナン捨離」という方法を提案しています。軟派な断捨離、ということですね。

 

ナン捨離は、いきなり捨てたり手放したりはしません。いらないかもしれないものをどんどん段ボール箱に入れて、ガムテープで封印して、家の隅にどんどん積んでいきます。要は、PCのファイルで言う「ごみ箱」と一緒です。

いきなり捨てると後悔するかもしれないので、キープするのです。

もしも先々、「あれ使うんだった。封印したかも!」みたいなことが起きたら、絶対に使う場合は頑張って封印を開けて探すかもしれませんが、出す気にもならない程度のものだったら放置することになるので、捨てたこととほぼ同じですよね。

 

このヒントになった話があります。

ある会社が、効率的なオフィスの作り方の自社事例を紹介する見学ツアーを実施していて、参加させて頂いたことがあったんです。

そのとき見せていただいたオフィスの整理方法に、一時的に書類などをどんどん入れていく放り込みボックスを使っているという例がありました。直近では使わない書類を箱に入れておくと、定期的に業者さんが箱ごと持っていき、処分してくれます。そのときに、新しい空の箱を置いていきます。

 

断捨離は素晴らしい考え方ですが、いきなり捨てることができなくてもいいというのが、片付けが苦手な僕の持論です。

片付けが苦手なのに「片付けなきゃ……!」と思い続けている状態はストレスになります。できるだけ、面倒なことを考えなくても良くなる仕組みを考えてみましょう。

 

 

◆この原稿は、ボイスメディアVoicyの音声配信番組、「高橋晋平の11アイデア」を参考に原稿化されたものです。

 

Voicy 高橋晋平の11アイデア:https://voicy.jp/channel/1883

高橋晋平Twitterhttps://twitter.com/simpeiidea

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