2022/07/04 13:17
アイディアは、必ずしも自分で考えなければならないものではありません。
アイディア考えることが大好きな人は世の中にたくさんいます。何かに困ったら、近くにいるアイディアマンに相談してアドバイスをもらえばいいですよね。簡単なことです。
ただ、そうするときに大事なのは、自分が何に困っているか、何が欲しいのかをちゃんと話せる状態であることです。
極端な話、「とにかく困ってるんですけどアイディアあります?」と聞かれても、誰も答えられませんよね。
「アイディアが出ないんです~」というようなことを言っている人に対して「何のアイディアが出ないんですか」と聞くと、何のアイディアを考えているのかもわかっていない、ということが驚くほどあります。これは昨今、新規事業という言葉が一般化して、どんな会社でも新規事業を考えなければという発想になっていったことが影響していると僕は思っています。新規事業の「新規」とは一体何なのか、会社の上の人も分かっていないので、「とにかく新しいアイディアを考えろ」とか言われて、「わかりました、新しいアイディアを考えます!」となって、結果的に「で、何のアイディアを考えればいいんだっけ?」となるわけです。
頭が混乱していたら、立ち止まって、自分は何に困っているのかを言葉にしてみましょう。そして、アイディア出しが大好きな人に「〇〇で困っていて、それを解決するアイディアを考えているんですが、思いつかなくて、ヒントが欲しいです!」と伝えましょう。アイディア大好きな人は、喜んでいろいろと考えてくれると思います。僕でよかったらいつでもお声がけください。
まあでも、結局は自分でアイディアを考えられるようになるのが一番楽しいんですけどね。
◆この原稿は、ボイスメディアVoicyの音声配信番組、「高橋晋平の1日1アイデア」を参考に原稿化されたものです。
Voicy 高橋晋平の1日1アイデア:https://voicy.jp/channel/1883
高橋晋平Twitter:https://twitter.com/simpeiidea
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