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2022/07/04 13:03


 

今回は「なぜアイディア発想は必要なのか?」というお話です。

  

職業によっては「私にはアイディアなんて必要ない」と思われる方もいると思いますが、そもそもアイディアというものは仕事のためだけのものではありません。一言で言うと、人生を少しだけ楽しく快適にする工夫が、アイディアです。

 

一旦仕事のことを忘れて、「何でもやっていいのだとしたら本当にやりたいこと」を想像してみてください。例えば文章を書くことが好きで、本を書きたいと思うのであれば、「どんな本をどうやって書くか」を考え、実現に一歩ずつ近づいていくための知恵と工夫、試行錯誤をしてみましょう。それこそがアイディアです。

 

実際に行動したくなって、いてもたってもいられなくなるアイディアが1つ見つかるだけで、人生は楽しくなりますよね。その瞬間のために僕はアイディアの考え方をいろいろな人に伝えています。


仕事が、その延長上にあれば幸せです。

 

会社に勤めている人には、会社で成し遂げなければならないミッションを持っていて、それと自分のやりたいことを100%重ね合わせることはなかなか難しいですよね。業種によっては「本当にやりたいことを仕事の中でやるなんて絶対無理」と言う人はたくさんいるでしょう。

 

そうだとしても。

 

会社の仕事を通して、ほんの少しだけでも自分の心を嬉しくさせることにこだわってほしいと僕は考えています。楽しくなければ、何のための人生でしょう。アイディアは、自分の心を楽しくさせるためのものです。

 

例えば僕はおもちゃ開発者ですが、本音をぶっちゃけると、別におもちゃを作り続けたいわけではありません。おもちゃを作っている理由は、人を笑わせたいからです。

 

大学時代に落語研究部でお笑いと出会って、笑いを取ることが僕の最大の生きる原動力になりました。人を笑わせられるなら、手段はおもちゃでなくても構いません。自分が得たい感情を得られたら、それで良いわけです。


会社の期待に応えるためにアイディア発想法を学ぼう、などという捉え方をしていると、アイディアを考えることが億劫になっていってしまいます。アイディアを好きでいるために、まずは好きな活動の中での考えごとを楽しんでみてください。

 


 

 

◆この原稿は、ボイスメディアVoicyの音声配信番組、「高橋晋平の11アイデア」を参考に原稿化されたものです。

 

Voicy 高橋晋平の11アイデア:https://voicy.jp/channel/1883

高橋晋平Twitterhttps://twitter.com/simpeiidea

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