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2022/07/04 13:02


 

ソニーが2021年に、キャラクターを印刷したアクリル製のキーホルダーに非接触ICカード技術 FeliCa(フェリカ)のモジュールを内蔵し、電子マネーの支払いができるという商品を発表し、試験販売が行われました。

 

上の説明では何なのかよくわからないと思いますが、その商品の名前は「推し払いキーホルダー」です。そう聞くと、ピンときて面白いですよね。

 

お金のお支払いに、好きなキャラクターやアイドルのことを指す「推し」という言葉をかけているんですね。

 

僕は「ダジャレネーミング最強説」を唱えていて、「ばっちりハマったな」と思えるネーミングの商品は成功する確率が高いです。

 

理由は大きく2つあります。1つはお客さんの記憶に残り、気になるし、人に言いたくなるという点。

 

もう1つは、商品名を開発者本人が愛していると、実現の過程でかけられる愛情が変わってくることです。名前は命です。自分が手掛ける商品やサービスの名前は自分が最後まで愛し抜けるようにこだわってほしいです。名前はアイディアを強くします。

 

また、ダジャレの商品名を先に発想してから、「本当にそういう商品作れないかな」と、あとで商品化の具体的アイディアを考えることも有効です。事実は分かりませんが、もしかしたら無意識のレベルで、先に「お支払い」を「推し払い」って書けるんじゃない? というダジャレが頭にちらっと浮かんで、そこからモノのイメージができていった可能性もあるわけです。

 

また、現時点ではキーホルダーで決済をする人がどれくらいいるかはまだわかりませんが、

 

この商品を始めてみたとき、未来に向けた可能性を提示したな、と思いました。

 

アイディアは、バトンパスです。

 

例えば会社のアイディア会議などでしょうもないアイディアが提案されて、それに対して怒ってしまう上司なども現実にはいるかもしれませんが、結局全てのアイディアはバトンをつないでいくことです。誰かの1アイディアを聞いて別の誰かが違うことを思いつくことの連続で、未来は作られていきます。

 

僕が普段から作っているおもちゃは人を笑わせるジョークトイなので、それで世の中を良くできたかどうかは曖昧です。しかしそれによって誰かを楽しませ、その延長で誰かに別のことを思いつかせたりしたのであれば、僕が仕事をしている意味は大きいと思います。


全ての仕事は未来に何かをつないでいることだと思いながら働くと、仕事のやりがいや楽しさは今以上に出てくると思います。

 

 

 

◆この原稿は、ボイスメディアVoicyの音声配信番組、「高橋晋平の11アイデア」を参考に原稿化されたものです。

 

Voicy 高橋晋平の11アイデア:https://voicy.jp/channel/1883

高橋晋平Twitterhttps://twitter.com/simpeiidea

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