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2022/07/01 16:13


  

世界中の、いろいろな時代の商品やものごとには、アイディアがつまっています。

 

今日取り上げるのは、お菓子の「源氏パイ」です。あの、ハートのような形でサクサクした、甘くておいしいお菓子です。

 

どうして源氏パイという名前になったのか、ご存じですか?

 

聞いた話では、源氏パイが発売される翌年に大河ドラマで源義経の話をやるというので、あやかって源氏パイという名前にしたとか。

 

この名前のインパクトで、源氏パイは長年にわたり幅広く認知され、愛されています。違う名前だったら、この商品はもうこの世からなくなっているかもしれません。

 

源氏パイというネーミングが生まれたきっかけは、想像の範囲ですが、「ノリ」だと思います。実際は計算して考えられたかもしれませんが、ノリだと仮定すると、そこに発想法のヒントがあります。

 

商品を開発するとき、開発者はネーミングをものすごく考えると思いますが、発想のきっかけはノリでいいんですよね。いろいろな選択肢を考えて、その中から直感で「呼びたい!」と思えるネーミングを選ぶと、結局上手くいくことが多いです。

 

ただ、現実的には、社内会議のプレゼンなどで商品名を承認してもらわないといけないことが多いので、「このネーミングが良いんです!」という理屈を後付けしてでも、通したい案を通す作戦を考えるのが、むしろ腕の見せ所になってきます。

 

そう、理屈は後付けでもいいんです。いいアイディアが実現するならば。

 

仕事のアイディア出しを面倒に感じてしまう人には、まずノリを大切にして、気楽にいろいろな案を考えてみることから始めるのをおすすめします。

 


  

◆この原稿は、ボイスメディアVoicyの音声配信番組、「高橋晋平の11アイデア」を参考に原稿化されたものです。

 

Voicy 高橋晋平の11アイデア:https://voicy.jp/channel/1883

高橋晋平Twitterhttps://twitter.com/simpeiidea

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