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2022/07/01 16:11

 

 

こんにちは、おもちゃクリエーターの高橋晋平です。

以前は大手おもちゃメーカーに10年ほど勤め、今は株式会社ウサギという自分の会社を作って7年半ほどになります。

 

物心ついた頃からアイディアが大好きで、アイディア商品を見ると凄いなと思ったり、エジソンなどいろいろな伝記を読んではその偉人が発明したものに憧れたりしていました。


昔からおもちゃが好きで、こんなに面白いものを考える人はすごいなと思いながら育ちました。


大学時代はお笑いサークルの落語研究部(落研)に入って、人を笑わせることを考えることにますますハマっていきました。

おもちゃを作る仕事はまさにアイディア勝負でした。


そんな中、誰もがアイディアを考えられる方法に興味を持ち、文献を読んだり、研究したりしました。


自分でアイディア発想に関する本を4冊ほど出したり、東京で開催された有名なスピーチイベントTEDxTokyoでアイディアの作り方について話した動画が世界中に配信されたりして、アイディアの作り方の専門家として歩み始め、今に至ります。

 

僕はまず、アイディアを考えることは面倒なことではない、と伝えたいです。


仕事では誰もが、「アイディアを考えろ」と多少なりとも言われますよね。


会社の上司などに「アイディアは実現しないと意味がない。行動せよ、具現化せよ!」などということを何度も言われるうちに、考えることが嫌になってしまうことがよくあります。

 

アイディア出しはすごく単純です。


相手がなにか話したら無意識に自分も話を返しますよね。


返事をすることとアイディアを考えていることはほぼ同じです。


だから、会話ができている時点で、アイディアを出せているということになります。


例えばサッカーでは、ボールが飛んできたら、どう動こうか、どっちに走って誰に蹴ろうかと、無意識にアイディアを連続して出しています。


会話やスポーツではアイディアを楽しんで出せているのに、仕事のアイディア出しは嫌になってしまう。それは、成果を出すことが条件だとみんなが思い込んでいるからです。


アイディアとは「いいアイディアのこと」だと捉えている人が多いかもしれませんが、一発でいいアイディアが見つかるわけがありません。


アイディアは、間違ったり試行錯誤したりしながら楽しむものであって、会話やスポーツと同じなのだとイメージして欲しいです。


思いついたことは全てアイディアの種であり、それが連続していくうちに「これいいよね」というものが見つかる、というのがアイディアの考え方です。


仕事のアイディア出しも、楽しく喋っていればそのうちにいい考えが見つかるものなので、まずはみんなで笑いながらアイディア出しを楽しみましょう。

 

 

 

◆この原稿は、ボイスメディアVoicyの音声配信番組、「高橋晋平の11アイデア」を参考に原稿化されたものです。

 

Voicy 高橋晋平の11アイデア:https://voicy.jp/channel/1883

高橋晋平Twitterhttps://twitter.com/simpeiidea

株式会社ウサギHP:https://usagi-inc.com/